スマホ断ちで人生は変わる?効果と三日坊主にならないやり方
執筆:あとスマ編集部
スマホを開くたびに、行きたい場所や作りたい料理は増える。でも休日に実際にしたことは、動画を見ることだけだった。
「スマホ断ちで人生が変わる」と聞いて気になるなら、まずは空いた時間を想像してみてください。毎日30分なら年間182.5時間。1時間なら365時間。2時間なら730時間です。
旅行の動画を保存するだけだった休日に、自分も出かける。読みかけの漫画を進める。友達に会う。「人生が変わる」は大きな話ですが、次の休日なら想像しやすいですよね。30分から週末まで、スマホ断ちのやり方を紹介します。
スマホ断ちで変えられることは?
スマホ断ちは、一定の時間スマホから離れて過ごすことです。パソコンやテレビも含めてデジタル機器との距離を見直す「デジタルデトックス」に対して、まず手元のスマホに対象を絞れます。
例えば、こんな一日の変え方があります。「これができたらうれしい」を探してみてください。
| 今の場面 | スマホを置いた時間に試したいこと |
|---|---|
| 起きてすぐSNSを見る | 家を出る前に、朝ごはんを座って食べる |
| 勉強中、何度も通知を確認する | 解説を開いた問題を、そのまま最後まで解く |
| 食事の動画選びが長い | 温かいうちに食べ、一緒にいる人と話す |
| 休日の午前中が動画で終わる | 動画で見た店へ、自分も行ってみる |
| 寝る前に見続ける | 明日の睡眠時間を心配する前に、寝る準備をする |
空いた時間に、必ず何かを達成しなくても大丈夫です。カフェでぼんやりする、友達と長話する。動画を止めたあとに楽しみにできる予定があれば、それもスマホ断ちを続ける理由になります。
スマホ断ちに効果はある?研究では何が分かった?
2025年に公表された研究では、467人を対象にスマホのインターネット接続を2週間制限し、幸福感や心の健康を尋ねるアンケートと、集中力を調べるテストで改善が報告されました。電話・SMSや、パソコンなどからのネット利用は残す条件でした。
14日間のうち10日以上制限できた人は119人でした。SNSだけの制限や特定のアプリを調べた研究ではありませんが、「スマホを使わずに過ごすのは、続けるところが難しい」という点にも注目したい結果です。
次は、その続け方。いきなり2週間を目指さず、自分の一日に入れやすい方法を選んでいきましょう。
スマホ断ちの前に、3つだけ準備する
- 止めたいものを選ぶ:SNS、ショート動画、ニュースなど、時間を使いすぎるアプリを決める
- 必要なものを残す:家族の連絡、地図、決済、移動のチケットなどを確認する
- 空いた時間の予定を作る:本を机に置く、散歩の靴を出すなど、すぐ始められる形にする
何も用意せずスマホだけ置くと、手持ち無沙汰でまた取りに行きたくなります。使わないアプリと、代わりにしたいことを両方決めておくのがコツです。
スマホ断ちのやり方:30分から週末・平日まで
まず30分:食事中や帰宅後にスマホを置く
食事の30分、帰宅後の30分など、場面を一つ選びます。スマホを手の届かない場所に置き、その間にしたいことを始めましょう。
食べる前に、ちょうどいい動画を探して料理が冷める。そんな人は、食卓からスマホを離して、温かいうちに食べる30分から。連絡は食前か食後にまとめると決めておくと、途中で画面を探さずに済みます。
半日:休日の午前中を使ってみる
朝に必要な連絡を確認したら、昼までSNSや動画をロック。朝ごはん、片付け、散歩など、スマホを使わずにできる予定を入れます。
目的地は、気になっていたパン屋や近所の公園でも十分です。「午前中、何をしていたっけ」に、散歩や買い物の話が増えます。戻ったら、昼にまとめて連絡を確認しましょう。
1日:必要な機能を残して過ごす
少し長く試したい人は、予定の少ない日を選びます。緊急の連絡先を残し、外出するなら地図や決済も使えるようにしておきましょう。
美術館に行く、友達と遊ぶ、家で料理と読書を楽しむ。午前と午後に一つずつ予定があると、ずっとスマホを我慢する一日にならずに済みます。待ち合わせの連絡や地図は使い、目の前の予定を楽しみましょう。
週末:土日のSNSと動画を休んでみる
1日がよかったら、次は土日。金曜の夜に対象アプリの通知を切り、土曜は外出、日曜は家で料理や読書など、予定を先に入れておきます。地図や決済、必要な連絡は使えるようにしておきましょう。
「せっかく出かけたから」と写真を撮るのは構いません。投稿や反応の確認まで始まるなら、写真を撮る時間とSNSを見る時間を分けてみます。
平日:朝・勉強中・寝る前のルールを残す
休日だけうまくいっても、月曜の夜から元どおりでは惜しいところ。学校や仕事がある日は、使わない時間帯を決めます。
- 朝は身支度が終わるまでSNSを見ない
- 勉強中は動画とSNSをロックする
- SNSは夕食後に30分など、見る時間も用意する
- 充電はベッドから離れた場所にする
まず1週間、予定に合うか試してみます。朝が難しければ夜から。まとまったスマホ断ちができない週も、一つのルールは続けられます。
三日坊主になりやすい3つのパターン
「連絡できないと困る」で、全部元どおり
スマホを開く必要があるたびにルールが崩れるなら、対象を絞ります。連絡アプリは残し、見続ける動画アプリに制限をかけるなど、生活に合わせて調整しましょう。
半日やめた分を、夜にまとめて見てしまう
半日スマホを我慢して、そのあと寝るまで見続けたら、一日全体では使用時間があまり減らないこともあります。再開するときも、見る時刻と閉じたあとにすることを決めておきます。
スマホを置いたあと、パソコンでYouTube
スマホを置いても、パソコンで同じSNSを見ていたら、見続ける時間は減りません。SNSを減らしたいなら、読書や散歩など、ほかの画面も見ずにできることを選びましょう。TikTokの代わりにYouTubeショートを見る場合も同じです。行き来する動画やSNSをまとめてロック対象にします。
スマホ断ちが三日坊主になるなら、あとスマを使おう
週末は外出して見ずに済んだ。でも平日、家に帰るといつもの動画へ。毎日予定を詰めなくても、あとスマなら「先にやることを進めてから開く」を続けられます。
あとスマではSNSや動画をロックし、勉強・仕事・運動などの集中タイムでカギを貯めて解除します。開く時間を選べるので、スマホを楽しむ時間も残せます。休日の読書や平日の家事など、離れる時間に合わせて選ぶならデジタルデトックスアプリ3選へ。ロックの方法を広く比べたい人は、スマホ制限アプリおすすめ7選も読めます。
まずは、あとスマをダウンロードして、一番長く見てしまうアプリをロック。無料では1アプリから始められます。今夜の課題や家事を先に進めてから、貯まったカギで開いてみてください。
保存したままのレシピを一品作る。行きたかった場所へ出かける。次の休日は、スマホで見ていたことを実際に楽しんでみませんか。
あわせて読みたい
ドーパミンデトックスのやり方|何をする?効果・期間と4ステップ
ドーパミンデトックス中は何をする?食事や音楽も禁止?半日の過ごし方と4ステップ、効果・期間、週末から平日につなげる方法を紹介。スマホを置いた時間に、好きなことを楽しもう。
ドパガキの治し方・直し方|我慢に頼らない対策5ステップ
ドパガキの治し方・直し方を、我慢に頼りすぎない5つの対策で紹介。通知を減らす、スマホを別の部屋に置く、画面を白黒にするなど、やめたいのにやめられない人が今日から試せるやめ方をまとめました。
スマホ依存は何時間から?8問チェックと治し方
スマホ依存は何時間から?8問チェックと、iPhoneの週間レポートで見直すポイントを紹介。寝る前や勉強中の対策を一つ選び、7日間の記録で振り返る方法まで。必要なアプリを残して、使いすぎる場面から変えてみよう。