スマホ依存は何時間から?8問チェックと治し方

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執筆:あとスマ編集部

週間レポートを見て、「これ、寝ている時間より長くない?」と驚く。スマホを減らす方法を調べていたのに、途中で通知が気になって別のアプリへ。身に覚えはありませんか。

「何時間からスマホ依存?」「こんなに使った覚えがないのに、なぜ?」「どうやめる?」。レポートを閉じる前に、いつもの一日を8問で振り返ってみましょう。

通知を切っても、アプリを消しても、また見てしまう人向けの対策も紹介します。来週も数字に驚くだけで終わらず、今週は「課題が終わった」「早く寝られた」も増やしていきましょう。

スマホ依存は1日何時間から?

「3時間ならセーフ?5時間は使いすぎ?」と境目が気になりますよね。スマホ依存は、合計時間だけでは決まりません。 「何をしていたか」と「やめたいときにやめられたか」まで見ると、変えたい使い方が見つかります。

例えば、通学中に楽しんだ電子書籍の1時間と、寝るつもりが動画を見てしまった1時間。同じ長さでも、翌朝つらいのは後者かもしれません。最初に減らしたいのは、その「本当は使うつもりがなかった時間」です。

久里浜医療センターの受診案内でも、ネットやゲームの使用時間に加え、睡眠、学業・仕事、家族や対人関係への影響などを確認しています。「何時間を超えたら依存」と、このページの数字だけで判定することはできません。

週間レポートは「合計・アプリ・場面」の順で読む

iPhoneの「設定」→「スクリーンタイム」→「すべてのアプリとWebサイトのアクティビティを確認する」を開きます。「デバイス」で自分のiPhoneを選び、「週」と「日」を切り替えて確認してください。画面名はiOSのバージョンによって異なることがあります。Appleの確認手順では、持ち上げた回数や通知の多いアプリも確認できます。

「こんなに使った覚えがない」ときは、まず対象のデバイスを確認しましょう。「デバイス間で共有」を使っていると、iPadやMacも含めた使用状況を見られます。自分のiPhoneだけの時間と、複数端末の合計を混ぜないようにします。

レポートで見るもの 思い出したい場面 今週変えることの例
長く使ったアプリ 教材を読んだ時間か、おすすめを見続けた時間か 教材は残し、脱線するSNSをロックする
よく使った日 課題や寝る時間を後回しにしたか 後回しにした用事を一つ、SNSより先に済ませる
持ち上げた回数・通知 返信のあと、用事もないまま別のアプリを開いたか 必要な返信を済ませたら、スマホをカバンに戻す

回数の多さだけで依存とは判断しません。数字と、その日にできなかったことを一緒に見ると、自分が変えたい場面を絞れます。

スマホ依存・スマホ中毒・SNS中毒はどう違う?

どれも日常会話で使う呼び方です。「スマホ依存」「スマホ中毒」は端末の使いすぎ全体、「SNS中毒」は投稿や反応、おすすめを見続ける使い方に注目しています。

動画を見ていたのか、友達の投稿を何度も更新していたのか。同じスマホでも、つい開く理由は違います。SNSが中心の人には、友達や推しとのつながりを残しながら減らす方法もあります。

スマホ依存が気になる人の8問チェック

昨日や直近の休日を思い出して、当てはまるものを数えてみてください。

  1. 通知は来ていないのに、画面を点けて何度も確認する
  2. 「あと5分」を何度も選び、気付けば30分たっている
  3. 夜は画面を閉じられず、朝はアラームを何度も止める
  4. 食事中も、人の話を聞いているときも、テーブルのスマホを目で追っている
  5. 勉強の途中で返信したら、そのままSNSを見続ける
  6. 調べ物をしていたはずが、何を調べたかったか忘れる
  7. 見終わってから「今日こそ本を読むつもりだった」と思い出す
  8. 減らすと決めても、ソファやベッドではいつもの使い方に戻る

この8問は生活を振り返るために作った独自チェックで、医療用の検査ではありません。当てはまった中で、一番減らしたいのはどれでしたか。 3なら夜、5なら勉強中、6なら調べ物のあと。気になった場面から、次の対策を選んでみてください。

もう少し軽いあるあるで試したい人には、ドパガキチェックリスト15問や10問の無料診断もあります。

ついスマホを見ちゃう3つの場面

暇になった瞬間、ついスマホを見てしまう

お湯が沸くまで、電車が来るまで、待ち合わせの相手が来るまで。「何を見るか」より先に、画面を点けていることがあります。

待っていたお湯が沸いても、まだ動画を見ている。待ち時間をつぶすために開いたのに、いつの間にか動画の方が終わらなくなります。

「あと少し」が、何度でも出てくる

動画を見終えたら、気になるコメント。コメントを閉じたら、次の動画。「ここまで見たら終わり」のはずが、その「ここまで」が少しずつ先に延びていきます。

次に面白い投稿があるかもしれないと思うと、興味のない内容まで見てしまいがちです。詳しくはドーパミンとSNSの関係でも紹介しています。

始めにくい作業の前に、スマホへ逃げる

まだ勉強を始めていないのに、「始める前に少し休憩」。動画で気分を変えるつもりが、そのまま夜になってしまう場面です。仕事の書類や、たまった洗い物を前にしたときも起こります。

スマホ依存の治し方は?場面別にできる対策

通知のたびに開く:バッジと置き場所を変える

おすすめ投稿やいいねの通知を切り、ホーム画面の目立つ場所からSNSを外します。赤いバッジが気になるなら、バッジの表示もオフに。

作業中や少し待つ間は、スマホをカバンや棚へ。必要な連絡を見たら、また同じ場所へ戻します。毎回目に入る机の上から離すだけでも、手を伸ばすまでの動きが変わります。

寝る前:充電場所をベッドから離す

「21時に閉じてお風呂へ」のように、画面の外に次の予定を作ります。アラームや翌日の予定は、ベッドに入る前に確認。スマホは枕元から離して充電します。詳しくは寝る前のスマホをやめる3ステップへ。

勉強・仕事中:必要なアプリだけ残す

辞書や教材まで止めると、勉強のためにロックを外すことになります。連絡・学習に使うアプリと、脱線するSNSを分けましょう。

始める前にスマホを開く人は、「資料の見出しだけ書く」「問題文を読む」まで作業を小さくして、先に手を動かします。休憩に入るときも、次にやる問題を開いたままにしておきましょう。勉強向けのロックアプリには、休憩から戻れない人向けの使い方もまとめています。

制限を無視する:開くための条件を変える

最初は少しためらった「今日は制限を無視」を、今は迷わず押している。上限を30分から15分に変えても、同じボタンを押すなら、開くまでの方法を変えてみましょう。

あとスマは、選んだSNSや動画を普段からロックします。開きたいときは、勉強・仕事・運動などの集中タイムでカギを貯め、そのカギで解除。標準はカギ1本で1分で、選んだ時間が終わると再びロックされます。

「動画を見てから課題」の順番だと始まらなかった人も、先に課題を進めてからSNSを開けます。使用時間のレポートを眺めるだけで終わった人にも、試してほしい使い方です。

無料では1アプリのロックから始められます。合計時間が一番長いアプリに限らず、「用事を後回しにして見続けてしまうSNS」を一つ選んでみてください。複数アプリやカテゴリをまとめてロックする場合はProが必要です。

ほかの方法も含めて選びたい人は、スマホ依存対策アプリおすすめ4選へ。つい開く・見続ける・後回しにする場面で比較できます。ロックの強さや解除方法を詳しく見たい人は、スマホ制限アプリ7選で比べられます。

アプリを消したのに、また入れた。何度も失敗するときは?

試したこと 続かなかった理由 次にすること
今日から全部禁止 必要な連絡まで使えず、不便だった 動画やSNSなど、対象を絞る
アプリを消す ブラウザや別のSNSで見続けた 行き来するアプリやサイトをまとめて考える
使用時間を記録する 数字を見ただけで終わった 用事を後回しにして見続けるアプリをロックする
もっと厳しい上限にする 毎回延長してしまった 開ける条件を変える

消すたびに「今度こそ」と思って、また入れているなら、その方法が自分の一日に合っていないのかもしれません。次は、必要なアプリを残しながら、見すぎる時間にロックを使ってみましょう。

対策を一つ選び、7日間だけ記録してみる

通知も置き場所も時間制限も一度に変えると、何が続けやすかったのか分からなくなります。今週は8問で気になった場面を一つ選び、そこで試す対策を決めましょう。7日間は生活を振り返る区切りで、依存が治る期間を示すものではありません。

  1. 始める日:変えたい場面を書く。 「平日の夕食後、動画を開くと洗い物が残る」のように、いつ何を後回しにしているかをメモします。
  2. 次の日から:同じ場面で対策を試す。 あとスマを使うなら、見続ける動画アプリをロックし、先に家事の集中タイムに取り組みます。終わったら、貯まったカギで使う時間を決めて解除します。
  3. 7日目:時間と、先にできたことを振り返る。 スクリーンタイムでは同じ端末・同じアプリを確認します。平日は前週の平日、休日は前週の休日と比べると、生活の違いも考えやすくなります。

紙や普段のメモに、次の3項目だけ残しておけば十分です。数字や実績は自分で記入してください。

記録すること 書く内容
減らしたい場面 いつ、どのアプリを見続けてしまったか
試した対策 置き場所、通知、あとスマでのロックなどから一つ
今日できたこと 閉じたあとに済ませた用事。できなかった日もそのまま記録

「合計時間はあまり変わらないけれど、洗い物を先に済ませられた」も、最初に決めた目標と照らして振り返れます。変化がなければ、別のSNSへ移っていないか、始める用事が大きすぎなかったかを確認し、次の一つを変えてみましょう。

スマホを減らしたら、何をしたい?

1日1時間減らせたら、年間365時間。丸15日分以上です。全部を勉強に使わなくても、映画を見る、友達と話す、散歩をする時間にできます。

今週のレポートを見るときは、数字の横に「読みかけの本が進んだ」「友達と出かけた」も思い出してみてください。スマホを減らしてよかったことが一つあると、来週も続ける理由になります。

家族や子どものスマホが気になるとき

「使いすぎ!」と言いたくなったら、まず具体的な場面を一つ話してみます。「夕食中は一緒に話したい」「寝る時間が遅くなって心配」の方が、何を変えたいか伝わりやすくなります。

学校や友達との連絡で使っていることもあります。必要な用途を確認したうえで、食事中は家族みんなでスマホを置くなど、大人側の使い方も一緒に見直すと話し合いやすくなります。

あとスマは自分のiPhoneで使うアプリです。保護者が別の端末から子どもの利用を管理する用途には対応していません。保護者による端末管理には、Appleの子ども向けスクリーンタイムもあります。自分用の制限と、子どもの端末を管理する設定は分けて確認してください。

自分だけでは難しいと感じたら

この記事の「治し方」は日常の使いすぎへの対策です。睡眠、学校、仕事に大きな支障が続く場合は、使用時間を一人で管理しようと抱え込まず、公的な相談窓口や医療機関に相談できます。

レポートを見て終わる前に、あとスマを入れよう

8問の中で、勉強や家事を後回しにする項目が気になった人は、あとスマをダウンロードしてみてください。SNSをロックして、先に集中タイムを始める。貯まったカギで、使いたい時間だけ解除できます。

無料では1アプリから始められます。まずは週間レポートで気になったSNSや動画を選んで、今夜やりたかったことを先に進めてみましょう。

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